西前頭3枚目の北勝富士(31=八角)が22日、右膝関節挫傷で休場すると発表した。「令和6年1月21日、取組中に受傷。上記診断にて、約2週間の加療と1月場所の休場を要する」との診断書を日本相撲協会に提出した。

前日8日目、大関豊昇龍(24=立浪)に寄り倒しで敗れた際、土俵下に転落。古傷であるサポーターが巻かれた右膝を押さえながら苦悶(くもん)の表情を浮かべた。付け人らに肩を借りながら花道を引き揚げ、車いすに乗り換えて国技館内にある診療所に向かっていた。

北勝富士は22年名古屋場所以来、自身4度目の欠場。8日目を終えて、4勝4敗で9日目は、翔猿(31=追手風)と対戦する予定だった。