大相撲の元前頭琴ケ嶽(元白玉親方)の竹内孝一氏が、北海道内の病院で24日午後2時19分に心不全で死去した。日本相撲協会が26日に発表した。71歳。通夜は26日午後6時から、葬儀・告別式は27日午前10時から。場所はともに顕正寺(〒088-3200、北海道川上郡弟子屈町高栄1丁目7-4、015-482-2232)。

同町出身。佐渡ケ嶽部屋に所属していた現役時代は186センチ、114キロ台。1967年(昭42)11月場所で初土俵(15歳)。竹内から琴緑、琴魅鳳、琴ケ嶽と改名し、最後は琴美鳳。84年3月場所をもって引退した。生涯成績は493勝472敗1休で在位99場所だった。

引退後は、地元の弟子屈で高校球児だった息子の応援にも姿を見せていた。父母会会長という立場もあって、練習後の部員にちゃんこ鍋を振る舞うなどバックアップ。ナインを支えた。