日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月14日初日、ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議を開き、十両昇進力士3人を発表した。
うれしい新十両は、西幕下筆頭の嘉陽(24=二所ノ関)と同2枚目の生田目(なばため、22=二子山)の2人で、晴れて関取の座を初めてつかんだ。東幕下11枚目の藤青雲(26=藤島)は1年ぶりの十両復帰を果たした。
さきの夏場所で嘉陽は5勝2敗、生田目も5勝2敗、藤青雲は7戦全勝で幕下優勝を果たした。
嘉陽(沖縄県那覇市出身、本名・嘉陽快宗)は日体大時代、夏場所で優勝した小結大の里(23=二所ノ関)の1学年先輩として活躍。卒業後の22年夏場所、三段目最下位格(90枚目)付け出しで初土俵を踏んだ。所要3場所で幕下入り後は、10場所中7場所で勝ち越すなど順調に番付アップ。最初のチャンスだった今年1月の初場所は、勝ち越せば関取の座をものにできた東幕下筆頭で3勝4敗と負け越して逃した。その後、2場所連続勝ち越しで今回のチャンスをものにした。同部屋の十両白熊とは、中学、高校、大学も同期生。大の里は中学、高校、大学の1年後輩にあたる。
生田目(栃木県さくら市出身、本名・生田目竜也)は、20年初場所初土俵。ケガ以外は負け越し知らずで序ノ口から所要7場所で幕下入り。中位で番付を上下動させたが、昨年5月の夏場所で初めて1ケタ(東幕下9枚目)に。先場所は、勝てば十両昇進が有望だった7番相撲で敗れ、その座を逃したが、すぐに切り替え今場所で新十両昇進を決めた。現師匠(元大関雅山)の元では、二子山では狼雅に続く2人目の関取誕生となった。

