日本相撲協会は31日、ドルフィンズアリーナ(名古屋市)で大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、十両昇進力士3人を発表した。

念願の新十両の座を勝ち取ったのは、西幕下筆頭の木竜皇(きりゅうこう、21=立浪、本名・坂本博一、千葉県柏市出身)と、大青山(だいせいざん、24=荒汐、本名・アスハダ、中国内モンゴル自治区出身)の2人で、晴れて関取の座を初めてつかんだ。西幕下3枚目の欧勝海(23=鳴戸、本名・深沢成矢、石川県津幡町出身)は2場所ぶりの十両復帰を果たした。

さきの名古屋場所で木竜皇は6勝1敗、大青山は7戦全勝で幕下優勝、欧勝海は5勝2敗の成績を収めた。

木竜皇は、千葉・柏第2中-青森・三本木農高を経て21年夏場所で初土俵。序ノ口から所要5場所で幕下入り。23年夏場所では7戦全勝で幕下優勝を果たし、翌場所から幕下1ケタの番付に定着した。今年3月の春場所から2場所連続5勝2敗で番付を自己最高位の西前頭筆頭に上げ、今回のチャンスをものにした。元前頭時津海の長男で、史上12組目の親子関取誕生となった。得意は押し、左四つ、寄り。177センチ、133キロ。

大青山は、中学2年時に来日し、同郷の蒼国来(現荒汐親方)の勧めで、相撲の強豪・飛龍高に進学。荒汐部屋に入門後、興行ビザの取得を待って22年初場所で初土俵。序ノ口から3場所連続の6勝1敗で順調に番付を上げたが右手首骨折のケガで2場所連続全休。序二段に番付を落としたが、そこから負け越し知らずで昨年名古屋場所で幕下入り。以後も勝ち越しを続け、自己最高位の今回のチャンスをつみ、関取の座をつかんだ。得意は押し、右四つ、寄り。192センチ、157キロ。