岩友親方(38=元関脇碧山)が、現役引退を発表した横綱照ノ富士(33=伊勢ケ浜)との思い出を語った。

この日、引退を聞き「やめると思っていなかった」と驚いた。「自分で決めたこと。お疲れさまです」とねぎらった。

対戦成績は碧山の1勝12敗。14年九州場所の初顔合わせから「10連敗したんですよ」と苦々しく振り返る。思い出の一番には15年夏場所の取組を挙げた。千秋楽に寄り切りで敗れ「自分に勝って初優勝を決められたんですよ」と笑った。

唯一の勝利は16年秋場所で、最後の対戦は17年夏場所。当時大関で「勢いがあった。強かった」。ケガに苦しみ、復活して以降は対戦することがなかった。

ただ、休養期間にも交流があった。東京・江東区の「木場公園を嫁と犬の散歩をしていたら、たまたま会って」。お互いに驚き「調子はどうだ?」と声をかけると「頑張ろうと思います」と力強い返答があった。その後、横綱に昇進し21場所在位した。「すごいこと。もうできる人はいないのでは」と驚きを口にした。【飯岡大暉】

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