横綱大の里(25=二所ノ関)が、9連勝で単独トップの12勝目を挙げ、14日目にも2場所ぶり5度目の優勝を決める可能性が出てきた。関脇若隆景に、立ち合いすぐに右をねじ込むと、圧力をかけて前に出た。相手の上手投げにも、大きく体をよろめかすことなく、腰を割って危なげなく寄り切った。

直前の取組で、1敗で並んでいた横綱豊昇龍が敗れた姿を、土俵下から見ていた。「本来なら動揺してしまうけど、しっかり目の前の一番に集中していた。さらにしっかり集中して一番に臨むことができた」と、一段と集中力を高めて臨めたことを勝因に挙げた。2日前までは1差で追う立場だったが、一気に立場が逆転。それでも「浮つきすぎず、目の前のことだけやっていきたい。しっかりと(残り)2日間、いつも通りに相撲を取りたい」と、表情を崩すことなく、冷静に語っていた。

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