横綱豊昇龍の立ち合いの動きについて、審判長を務めた高田川審判部長(58=元関脇安芸乃島)が理解を示した。
打ち出し後に取材対応。豊昇龍が立ち合いで右に動き、若隆景をはたき込んだ一番について「あっけない相撲でしたが、豊昇龍も最初から狙っていたわけじゃないと思う。そんなに変化してるわけじゃない」と擁護。「あっけなかったですけど、強いて言うなら、冷静に見えたってことでしょうね。その分、しっかり見て、上手が欲しかったんでしょうね」と話した。
これで優勝争いは、1敗の大の里と2敗の豊昇龍に絞られた。千秋楽は両者が直接対戦し、大の里が勝てば2場所ぶり5度目の優勝が決まる。豊昇龍が本割で勝てば、優勝決定戦に持ち込まれる。
高田川審判部長は「気持ちと気持ちのぶつかりじゃないですか。どうなるか、誰も予想できない」とした。

