幕内朝乃山(32=高砂)が5日、大阪市中央区の高砂部屋で四股やすり足、ぶつかり稽古で調整した。左膝の大けがから幕内復帰2場所目の春場所(8日初日・エディオンアリーナ大阪)へ向け「出稽古して、いい感じで疲れが出てきた。うまく調整して初日を迎えられる」と闘志を燃やした。

大阪府松原市の佐渡ケ嶽部屋に2日間出向き、大関琴桜の胸を借りた。「強い人と稽古したかった。感覚がすぐに取り戻せるわけではないが、いい方向に向いてくれれば」と狙いを説明した。

1日で32歳となった朝乃山。部屋の4人の関取衆で最年長ながら、一番早く稽古場に下りて汗を流した。左足首に痛みが出て、4日に出稽古に来た横綱豊昇龍とは相撲が取れなかったが、表情に暗さはない。先場所は9勝止まりだっただけに「後援会のパーティーで『優勝を目指して頑張る』と言い切ってしまったので」と気合を入れた。