NMB48の山本彩(23)が15日、近い将来「俺」になるピンチにおそれをあらわにした。

 「『俺』はいやや!」

 こう叫んだことには深い? わけがあった。

 山本はNMB48内で、同期1期の仲良し5人組で非公式ユニット「俺ら」を結成。5人とは、山本と小笠原茉由(22)岸野里香(22)小谷里歩(現・三秋里歩=22)山口夕輝(22)で、すでに小谷は卒業し、岸野もこの日、NMB48劇場で卒業公演を行った。さらにAKB48に移籍した小笠原も、14日に卒業を発表している。

 残るは山口と山本の2人だけ。岸野の卒業公演にそろって出演した2人は、「俺ら」にあこがれる後輩の須藤凜々花(19)に「『俺ら』どうなるんですか?」と聞かれ、ユニット存続の危機に気づいた。

 山本は「そうや! まーちゅん(小笠原)も卒業発表したし、もう、ゆっぴ(山口)と2人だけやん!」。山口も「あ! ほんまや! どっちか卒業したら『俺』やんか」とビックリ。すると、山本が「いやや! 『俺』はいやや!」と口走った。

 AKB48グループ内には無数の非公式ユニットがあるが、NMB48の「俺ら」は秋元康氏も存在を認め、ユニット曲を書き下ろしている。昨年10月の5周年公演では、ユニットのための楽曲「俺らとは」が初披露された。

 「俺ら」から「俺」へ…。ユニット存続の危機に山本は「もともと方向性なんかないし、自由なユニットやから、これからも大きな方向性に変化はないし、継続できるんちゃうん」と願望を口にした。