NMB48が6日、神戸市内でコンサートを開き、6月の選抜総選挙で結婚宣言をし、卒業を発表した須藤凜々花(20)が、全メンバー、ファンの前で、涙ながらに謝罪を繰り返した。

 須藤は、硬い表情で声を震わせてあいさつ。結婚宣言を「自分で自分のケツも拭けず」と謝罪した上で「大事なNMBのメンバーを傷つけ、NMBにも傷をつけてしまい、本当にごめんなさい」と、おわびした。

 結婚宣言後、全メンバーの前では初の謝罪。メンバーやそのファンを「世界一」だと言い「一生をかけて、NMBは最高だと証明していきたい」と続けた。もともと夢は哲学者。ドイツ留学も選択肢にあるが、どの道でも「恩返し」を忘れず、償いたいという。

 その気持ちを受け、山本彩(24)は「凜々花の卒業で崩れるNMBじゃない。私が崩させない。(自身の卒業は)今はない」と、進退にも言及し、約束した。