NGT48を卒業する北原里英(26)が、主演映画「サニー/32」(2月17日公開、白石和弥監督)について「これをもって卒業できることが自分のすごい強み」と自信をみせた。

 北原は14日放送の日本テレビ系「PON!」に出演。NGT48卒業発表後、初主演作となる今作について「ずっと女優さんになりたくて、『凶悪』のような世界観が大好きでもともと白石監督の大ファンだった」との思い入れを語った。

 しかし撮影は過酷な環境で行われ、新潟の雪原を1人ではだしで歩くシーンについては「すごい引きの画で撮ってたので、だれも助けに来てくれなかったんですよ。だからほんとに泣いてしまって……」と振り返った。

 そんな北原について、白石監督は「僕の映画の中でも一番体を張って頑張ってくれた俳優さん」とガッツを絶賛。「頑張って1人でやってる姿が美しかった。美しいあまり、カットをどこでかけたらいいのか僕自身がわからなくて、北原さんが動かなくなってカットした」と明かし、「(アイドルから)女優になったんだなって、やりながらすごく感じました」と北原の成長について語った。

 北原はあこがれの白石監督からの言葉に感激。「白石さんの中で一番になれたのはうれしい。これをもって卒業できることが自分のすごい強み」と語った。