NGT48加藤美南(19)が、48グループメンバーによるプロレス大会「豆腐プロレス The REAL 2018 WIP QUEENDOM」に出場した。ドラマ「豆腐プロレス」の世界観をリングで再現したイベントで、加藤は「バトンかとみな」になりきり、普段のステージとは違った汗を流した。奮闘を振り返る。

 加藤は、バトンかとみなとして第1試合の6人タッグマッチに出場した。相手は、地元名古屋SKE48メンバーによるしゃちほこ連合。アウェーの中でも、かとみなは、序盤から攻勢を仕掛けた。側転エルボーなどアクロバチックな技で、会場を沸かせた。しかし、肝心の大技が決まらなかった。ロープの隙間で180度旋回して、相手の顔面に蹴りを見舞う得意技619(シックスワンナイン)も不発に終わる。すると、逆にマッチ音葉に、その619を食らってしまった。

 最後は名古屋出身のパートナー高柳が、必殺技PKで荒井を沈めて勝利。「バードさんの凱旋(がいせん)試合の白星に貢献できて良かったです」と、先輩を立てた。

 ただ、身体能力的には、もっと見せ場を作ることができるはず。次回までにかとみなにしかできない新技を開発して、次はリングで一番大輪の花を咲かせてみせる。【瀬津真也、森本隆】