「SKE48 リクエストアワー セットリストベスト100 2018~メンバーの数だけ神曲はある~」2日目昼公演が16日、愛知・名古屋国際会議場センチュリーホールで開催された。2日目昼公演では、49位~27位が披露された。

昨日、突然の卒業発表をした松村香織(28)が歌う「マツムラブ!」(49位)で開幕した。楽屋でくつろぐ姿が中継され「もっと上位かと思っていた」と話し、着替えながら歌う松村は日刊スポーツが発行する「AKB新聞」で作ったドレスで登場。曲の途中で「これからはサインが貴重になるのでもらってくださいね」と客席にグッズを投げ込み、「でも、売らないでくださいね」と念を押した。だが、突然涙を流し、泣きながらの「マツムラブ!」での開幕となった。肩には「卒業発表したけど予定は未定」と書いたたすきをかけていた。

48位には、最新曲「いきなりパンチライン」が入った。松井珠理奈(21)不在のセンターポジションは須田亜香里(26)が務めた。

卒業した松井玲奈のソロ曲「枯葉のステーション」が29位にランクインし、同曲を引き継いだ菅原茉椰(18)が、ペンライトで緑一色染まる中、しっとりと歌い上げた。

アンコール1曲目後、大場美奈(26)は「SKE48の楽曲を愛してくれるみなさんをメンバー、スタッフは本当に感謝しています」と感謝の言葉を述べた。だが、その後の曲振りで曲名を間違えて土下座した。気を取り直しての曲振りも間違え、松村から「それ、昨日私の卒業発表のあとやったやつじゃん!」と突っ込まれ、「もう私にまとめ役はこないな」と落ち込んだ。

リクアワは、SKE48の全374曲の楽曲を対象にファン投票を行い、上位100位にランクインした楽曲をカウントダウン形式で披露するライブイベントだ。今年10周年の節目を迎えるにあたり、3年ぶりの開催となった。