瀬戸内7県を拠点とするSTU48が1日、広島市の日本赤十字社広島県支部を訪れ、今夏に広島県などを襲った西日本豪雨災害の義援金の目録を贈呈した。

グループは豪雨災害を受け、せとうちDMOとの共同プロジェクト「がんばろう! 瀬戸内」をスタートさせた。9~10月に行ったチャリティーコンサートツアーなどで義援金を募ったほか、募金箱を手に街頭に立つなど、積極的に募金を呼びかけていた。

この日までに集まったのは930万3792円。瀧野由美子(21)は「チャリティーコンサートを開催したり、イベント出演や出張公演の合間に募金活動などをやらせていただいたのですが、今日こうして募金してくださった皆さんの思いをお渡しすることができてうれしかった」と感謝した。さらに「まだ復興に時間がかかる所もあると思うので、引き続き瀬戸内のために、どんどん積極的に活動していきたい」と誓った。

地域のお祭りなどで募金活動をした土路生(とろぶ)優里(19)は「被害があったにもかかわらず、皆さんが前を向いてお祭りに参加されていて、募金を呼びかけている私たち自身も元気をもらいました」と振り返った。