指原莉乃(26)が、4076日間のアイドル人生を卒業した。バラエティー番組をはじめ、今後も活躍が期待されるが、“指原莉乃”とはどんな人物なのか? 選抜総選挙で4度、1位の勝ち名乗りを上げたフリーアナウンサーの徳光和夫(78)や、主演ドラマや映画を担当した福田雄一監督(50)ら、ゆかりのある著名人や関係者が、指原の素顔や、今後の展望について語ってくれた。

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福田雄一監督 もともと妻が、TBS系「さしこのくせに」を見て「AKBにおもしろい子がいる」と。その後に秋元(康)さんから何かやれないか? という話をいただいて、妻が言っていたな…というのがきっかけでした。

さっしーの一番好きなところは、アイドルというカテゴリーにいるのに、アイドルのタブーであるようなところまで発言するところ。もともと、あけすけな子とは知っていたんですけど、頭がいいから、アイドルがこんなこと言っちゃったらおもしろいと機転が利くんですよね。例えば、アイドルが番組の中で、広告会社の話とかお金の動きの話をすることはまずない(笑い)。僕も僕でお笑いを生業にしてますが、20歳そこらのアイドルにげらげら笑わされることなんて、まずあり得ない。そんな存在は、さっしーだけです。

今後、アイドルという1つよろいを脱がなければならなくなったとはいえ、今までのままでいいと思います。将来は、中居(正広)くんみたいになってほしい。バラエティーが好きだとずっと言ってますし、究めてほしい。僕は今バラエティーの仕事はやっていないので、ご一緒するなら女優ということになるんですけど、やる気は全くないみたいなんで…。本当に万が一気が向いたら、お願いしたいですね(笑い)。