HKT48とNGT48の親会社となる「Sproot(スプルート)」は8日、LINEと共同で「オンライン握手会」システムを今秋に導入することを8日、公式ホームページで発表した。

発表によると、このほどLINE社が発表したチケット成ライブ「LINE Face2Face」をベースに、独自のセキュリティーを組み込んだシステムを導入。9月ごろに、HKT48が同サービスでの「オンライン握手会」を開催予定という。

「オンライン握手会」は、「LINE Face2Face」を通じて1対1のビデオトークを楽しむことができるといい、ファンとメンバーが安心して楽しめるように、顔認証(生体認証)システムなどのセキュリティー対策を講じるという。今後は専用アイテムによるコミュニケーションの導入や、他のアイドルグループやアーティストへの提供も検討しているという。

HKT48はこの日、4月22日発売の最新シングル「3-2」の劇場盤握手会(6月20~21日、東京流通センターなど)の延期を発表。同握手会の「イベント参加券」は、導入予定の「オンライン握手会」の参加に必要なシリアルナンバーと交換が可能になる。

Sproot社は、HKT48を運営するMercuryと、NGT48を運営するFloraの両者を支援、統括する持ち株会社として新設。LINE株式会社エンターテイメントカンパニー、株式会社セプテーニ・ホールディングス、株式会社ピアラと第三者割当増資契約を締結している。