NGT48荻野由佳(21)と西潟茉莉奈(25)の「西荻」コンビが“エモさ”満点の公演を展開中です。「バイトAKB」「第2回AKB48グループドラフト会議」と苦楽を共にしてきた2人が、2人ならではの「西荻公演」について語り合いました。【大友陽平】

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-2人での公演は初めてです

荻野 バイトAKB、ドラフト、そしてNGTでの活動…。原点をたどるような、私たちの今までを表現した公演です!

西潟 一言で表現するなら…“エモい西荻”ですかね!

-1曲目はドラフト会議の課題曲「ここがロドスだ、ここで跳べ!」です

西潟 この曲を聞くと元気になれるというか、たとえ元気がない時でも「また頑張らなきゃ!」と思える曲です。

荻野 当時のレッスンで、曲の元となった話を聞いて、心に染みたのを覚えています。歌詞に「<歌詞>報われるかなんて考えるな 暗闇でジャンプしろ!」とあって、どこのグループに入れるかも、そもそも加入できるかも分からない暗闇の中で、もがき続けてるのが自分たちなんだと…。こうして今、がたぴーと一緒に歌って踊れているというだけで感慨深いです。

-一転、「狼とプライド」はかわいらしい曲です

西潟 普段はかわいい系の曲からは除外されがちな2人なので…(笑い)

荻野 かわいい振りの掛け合いがあったり、パッと浮かびました。

-ソロ曲の披露もあります

西潟 「記憶のジレンマ」は、歌詞の「会いたい 会えない」という部分が、コロナ禍で、ファンの皆さんに向けても、もどかしいと思っていた今の気持ちにぴったりだと思いました。

荻野 すごいよかったよ! がたぴーの選曲はさすが! と思いました。私が歌う「自分らしさ」は、AKBとかのオーディションに行く時、母と一緒に電車で励まし合いながら聴いてました。今は私がステージに立っていますが、その時に感じた思いを皆さんに届けられたらと。

西潟 由佳ちゃんの歌を改めて聞いて、すごい声質が好きだなって。この曲にも合ってますよね!

-「希望的リフレイン」は、バイトAKB時代に披露していました

西潟 よみうりランドのステージでもやりました。その時から応援してくださっている方が、今もいらっしゃるんです!

荻野 当時は、この曲をやりながら「AKBの曲を私が歌ってる!」って感じてました。ずっとやりたかったので、今回2人でできて良かったです。

-最後は「支え」です

荻野 選抜総選挙の感謝祭で歌ったことがあったんですけど、ストレートに自分たちメンバーの気持ちが描かれている曲だなと…。NGTとしての5年間のすべてが見事に重なるくらい…。この5年間の思いを、ギュッと込めた曲です。

西潟 ファンの皆さんと、メンバーのみんなで支え合ったから、今のNGT48があって、自分たちがここにいられます。

荻野 皆さんがそばにいてくれたからこそ、今もこうしてステージに笑顔で立てているので、その気持ちを1番表している曲です。

-改めて西荻公演を通じて、お互い気が付いたことはありましたか?

荻野 がたぴーは一生懸命な人だとは知ってましたけど、やっぱり安心感がありますし、普段は控えめで、周りを見ている部分もあるんですけど、先陣を切って決めてくれたり、やっぱりお姉さんだなって思いました。

西潟 由佳ちゃんはMC力が半端ない! あとは2人で歌ってみて、お互いの声がけんかしないことにも気が付きました。

-コンビの目標は?

荻野 夢は大きく! いつか西荻で、劇場を飛び越えて、もう少し大きなステージでコンサートができたらうれしいです!

西潟 それが夢です!! そして「西荻も頑張ってるから、頑張ろう!」と思ってもらえる存在になりたいです。