NMB48唯一のオリジナル公演「ここにだって天使はいる」公演が11日、Zepp Osaka Baysideで復活した。

13年11月、グループ初のオリジナル公演として、チームNで上演された「ここ天」。17~19年にはドラフト2期生や5期生らが再演してきたが、久々の復活となった。

昼公演は石田優美、石塚朱莉、鵜野みずき、梅山恋和、加藤夕夏、川上千尋、小嶋花梨、渋谷凪咲、上西怜、白間美瑠、出口結菜、本郷柚巴、前田令子、水田詩織、安田桃寧、平山真衣の16人が出演。羽根を背負った特徴的な衣装で歌う公演タイトル曲「ここにだって天使はいる」も披露。初期は山本彩が担ったクールな「夢のdead body」は、革ジャンを着た小嶋がエレキギターを手に歌った。

白間はオリジナルメンバーとして「おNEWの上履き」も踊り、セクシーな人気曲「ジッパー」には上西、加藤、安田の3人で挑戦した。

最後の1期生で、8月に卒業コンサートを控える白間にとっては、最後の「ここ天」。最新シングル「シダレヤナギ」など、センター曲シングルも披露した。

昼公演に7期生からただひとり、出演した平山は「すごく不安でしたけど、このチャンスを絶対に無駄にしたくないと思いました。先輩方に追いつきたい、負けたくないという気持ちも深まりましたし、先輩を脅かす存在になりたいです」と表明した。

また、ダンサーの加藤は「1期生から7期生まですべての期がそろったメンバーで、この公演ができて本当に良かったです。こうやってNMB48の伝統が受け継がれていくんだなって思いました。伝統を大切にしつつ、気合がいっぱい入ったNMB48を今のメンバーで作っていきます」と宣言。

キャプテンの小嶋が「ファンの皆さんと同じライブを一緒に楽しむこの空間が私たちは好きだということを、この3日間で感じました。どんな時代になっても私たちを応援してくださる皆さんに本当に感謝しています」と感謝を伝えて締めた。

夜公演には石田、石塚、泉綾乃、梅山、岡本怜奈、加藤、川上、小嶋、渋谷、上西、白間、中川美音、堀詩音、本郷、安田、眞鍋杏樹の16人が出演した。