「脊髄髄内腫瘍」の摘出手術を行い、休養中だったAKB48柏木由紀(29)が、15日の30歳の誕生日にラジオ番組収録で仕事復帰することを12日、所属事務所が発表した。

発表によると、15日にTOKYO FM「柏木由紀のYUKIRIN TIME」で出演を再開。また、18日に予定していた30歳記念写真集「Experience」(15日発売、集英社刊)の発売記念オンラインイベントも開催するといい、柏木本人も楽しみにしているという。延期されたソロコンサートや、ソロシングルも年内で開催、発売するべく調整中という。

柏木は「『脊髄髄内腫瘍』摘出手術に際して、ご心配とお励ましをいただき本当にありがとうございました。おかげさまで、無事に手術が成功して、リハビリも順調で、お医者様も驚くほど回復しております。正直、ほっとひと安心しています。病気を知ってから、もしも、歌うことや踊ることが出来なくなってしまったらどうしよう、という不安が常にありました。そして、帰る場所があるということがどれだけ支えになるか、実感した1カ月でした。たくさんの方にご迷惑やご心配をおかけした分、これから、これまでよりも、もっと元気に皆さんに恩返ししていきます。改めて、よろしくお願いいたします!」とコメントした。

また、AKB48の公式ブログも更新され、「この度は、ご心配をおかけしました。みなさまからたくさんのメッセージをいただき、支えていただいて本当に感謝しています。リハビリも頑張っているところで、自分でも驚くスピードで回復しています! 休養している間に、テレビでAKB48の出演番組を観ていましたが、もう体がウズウズして仕方がありませんでした。58thシングル「根も葉もRumor」の選抜に選んでいただきましたので、頑張ります!」と、本人コメントが出された。

柏木は先月3日放送のテレビ東京系「主治医が見つかる診療所スペシャル」で人間ドックを初受診した際に、「脊髄空洞症」の疑いがあると診断され、その後、治療のため休養。先月25日に、約7時間に及んだ「脊髄髄内腫瘍」を摘出するための手術を行ったことを同28日に同事務所が発表。リハビリを行っていることを伝えていた。