STU48が30日、香川・高松festhalleで新公演「花は誰のもの?」初日公演を行った。

グループのオリジナル公演としては3作目となる今回の公演では、USENチャートなどでロングヒットを続ける最新シングルと同名タイトルを選び、歌詞やパフォーマンスから希望や愛、平和、元気、感謝を込めてエールを届けたいという思いを込めたという。同曲からスタートすると、「暗闇」「僕はこの海を眺めてる」など4曲を続けてパフォーマンスし、地元香川出身の福田朱里(23)は「みなさんようこそ香川県へ! ここ香川県で皆さんと初日が迎えられて本当にうれしいです」と笑顔を見せた。

STU48のこれまでの作品を中心に、新たに「夏の“好き”はご用心」と「そして人間は無力と思い知る」2曲も書き下ろされた。「夏の-」を披露した内海里音(19)が「『不意のキスは歯と歯がぶつかってハッとしたんだよ』の歌詞を歌うところで私もハッとしたり、もうたまらないんです」と話すと、甲斐心愛(18)は「どうたまらんのん? 何がたまらんのん?」と聞き返して、会場を沸かせる場面も。

新シングルの収録曲「ポニーテールをほどいた君を見た」を披露した石田みなみ(23)は「この振り付けは元NMB48の日下このみさんが振り付けをしてくださって、ずっとファンだったので本人にお会いできて、好きですって告白しました」と明かした。

今回の公演は全てフルサイズで構成され、「花は誰のもの?」は日替わりでセンターが変更され、セットリストも毎回少し変えていくという。瀧野由美子(24)は「すべての曲がフルサイズで、秋元(康)先生の歌詞は1番はもちろん、2番がすごくエモくて、これを聞いていただけるのは公演の醍醐味(だいごみ)だと思いますので、これからも瀬戸内に会いに来てください」と呼び掛けた。

この日の出演メンバーは次の通り。

石田千穂、石田みなみ、今村美月、岩田陽菜、内海里音、沖侑果、甲斐心愛、川又あん奈、小島愛子、高雄さやか、瀧野由美子、中村舞、兵頭葵、福田朱里、峯吉愛梨沙、立仙百佳