AKB48歌田初夏(20)が5日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた公演で、グループ卒業を発表した。7月20日に卒業公演を行い、同月末まで活動する。

終演後、ツイッターでも卒業を報告。昨年、左膝の前十字靱帯(じんたい)損傷のけがを負っており「心の底からまたこのステージに戻ってこれて本当によかったと思えました。そしてここに戻ることができたのは、いろいろと支えてくださったスタッフさん、いつも待ってるよと声をかけてくれたメンバー、応援のメッセージをくれた仕事関係者の皆さん、リハビリをサポートしてくれたトレーナーさんや理学療法士さん、1番側で支えてくれた家族、そしてステージに立てなくなったのにもかかわらず待ち続けてくれたファンの皆さまのおかげです。みんなに会えたことが、本当に、本当に、私にとって一生の宝物です」。卒業後は「今のところ芸能活動をここで辞めて新しい夢に進むつもりです」と明かした。

またグループの公式ブログでも発表され「AKB48加入前は自分の夢なんてちゃんと考えたことのなかった私が、AKB48に加入したことでたくさんの夢を見させてもらいました。小さな夢、大きな夢、かなえられた夢、かなえられなかった夢。いろんな夢がありましたが、こんなにもたくさんの夢を私の思うままに描くことができたのはこのAKB48という環境、そして私を1番に考え、応援してくださったファンのみなさんのおかげです。ありがとうございます。AKB48での活動を通して、AKB48の歌田初夏としてではなく歌田初夏としてかなえたい新たな夢を見つけることができました。そして、その夢をかなえるために、卒業することを決意いたしました」とコメントした。

歌田は16年6月に、AKB48チーム8の愛知県代表メンバーとしてお披露目された。昨年、舞台稽古中に転倒し、左膝の前十字靱帯損傷。今年5月に劇場公演に復帰していた。