乃木坂46白石麻衣(20)が9日、東京ドームで行われたプロ野球楽天-日本ハム戦で始球式を務めた。

 ボールは真っすぐ捕手の方に向かったが、ツーバウンドしてグラブに収まった。ノーバウンド投球を狙っていたため、悔しかったのか、「ああああああぁ~」と絶叫した後、1度跳びはね、その場にしゃがみ込んだ。

 終了後に取材陣に囲まれると、号泣した。「手を離す位置が…。素直に悔しいです~。マウンドで泣いちゃいけないと思ってこらえてたんですけど、一緒に練習に付き合ってくださったスタッフさんたちの顔を見たら、一気に泣けてきました」。中学3年間ソフトボール部で二塁手を務めていたが、「投げるのよりも打つ方が得意だったんです~。この一週間、いろんな方に、投げ方とか、ボールの持ち方とか教えてもらったんですけど、やっぱりあそこ(マウンド)に立つと、お客さんもいっぱいいるし、緊張してしまい…。どうしてもあのような形になってしまいました」と涙にくれた。それでも、「いい経験をさせていただきました。またチャンスがあれば、絶対リベンジしたいです」と雪辱を誓っていた。

 試合前には、白石、生駒里奈(17)松村沙友理(20)桜井玲香(19)西野七瀬(19)高山一実(19)秋元真夏(19)伊藤万理華(17)井上小百合(18)中田花奈(18)若月佑美(19)星野みなみ(15)深川麻衣(22)斉藤優里(19)伊藤寧々(17)和田まあや(15)川後陽菜(15)齋藤飛鳥(14)能條愛未(18)川村真洋(17)永島聖羅(19)宮沢成良(19)大和里菜(18)衛藤美彩(20)の24人が、グラウンド中央で新曲「ガールズルール」を披露した。

 また、4回裏と6回裏には、桜井と白石がDJブースでウグイス嬢に挑戦。桜井が「まつい~~~かずおっ!」と名前をコールすると、会場は歓声に包まれていた。