HKT48が11日、名古屋市の日本ガイシホールで単独コンサートツアー「~可愛い子にはもっと旅をさせよ~」の名古屋公演を行い、昼夜2公演で、合計1万4000人を動員した。

 名古屋では初めてのコンサートで、47人が出演。チームHの公演曲「青春ガールズ」や「HKT48」「会いたかった」などを披露し、SKE48のお膝元でもある名古屋で、元気さを存分に発揮した。同ツアーでは、この日が千葉、大阪に続き3会場目。指原莉乃(21)は「いろんな会場でやるごとに、応援してくださる方が増えているな、という実感があります」と手応えを口にした。

 SKE48と兼任の木本花音(16)は、HKT48として今ツアーに初出演した。「まさかHKTとしてガイシホールのステージに立てるとは思っていなかったので、本当にうれしくてめっちゃテンション上がってます」。コンサート恒例の寸劇では、「名古屋のアゴの魔女」役で出演し、「博多のアゴの魔女」こと植木南央(16)と共演した。矢吹奈子(12)からは「しゃくれてるね!」と無邪気にいじられ、苦笑いだった。

 夜公演では、SKE48松村香織が飛び入り参加し、ソロ曲「マツムラブ!」を披露。須田亜香里(22)が客席からアンコールをかけるなど、SKE48メンバーも存在をアピールしていた。