10月も毎日のように劇場に通う日々が続きます。すでに1日から6日までに7本の舞台を見ているのですが、そのうちの2本が旧ジャニーズのタレントの主演舞台でした。小瀧望主演のミュージカル「DEATH TAKES A HOLIDAY」、そして高地優吾主演の「Come Blow Your Horn-ボクの独立宣言」でした。
小瀧は2021年に主演した舞台「エレファント・マン」で読売演劇大賞の若手を対象にした「杉村春子賞」を受賞。昨年は「ザ・ビューティフル・ゲーム」でミュージカルに初主演しましたが、今回も演技、歌、ダンスの3拍子がそろっている上に、舞台姿もいい。ミュージカル界は若手たちの台頭が顕著ですが、小瀧も今後が楽しみな1人です。
そして、高地は初の単独主演で、私も彼の舞台を見るのは初めてでした。大好きな劇作家ニール・サイモンがブロードウェーデビューを果たした記念すべき作品ですが、高地は内気な青年がプレーボーイの兄の影響を受け、1幕と2幕ではがらりと変身する姿を巧みに演じていたのが印象的でした。
この後も、井上瑞稀、橋本涼が主演する「劇走江戸鴉-チャリンコ傾奇組」、岩崎昇大主演のミュージカル「ニュージーズ」、昨年に続いて渡辺翔太と森本慎太郎が主演する「DREAM BOYS」と続きます。3年前の「ニュージーズ」初演では京本大我が堂々たる主演ぶりを見せましたが、岩崎がどう演じるのか楽しみです。
そして、10月31日から松本潤が主演する野田秀樹作・演出の「正三角関係」のロンドン公演が始まります。7月11日の東京公演初日から、北九州、そして上演中の大阪と、3カ月に及ぶ公演の中で練り上げられた舞台がロンドンでどういう評価が待っているのか。注目したいと思います。【林尚之】






