解散が伝えられている国民的アイドルグループSMAPの代表曲「世界に一つだけの花」が、15日発表のオリコンデーリーランキングで9位になり、前日の100位圏外から大きくランクアップした。SMAPのファンが、グループの存続に向けて同シングルの購買運動を始めた影響とみられる。

 オリコンによると、同シングルは14日付で約300枚を売り上げた。最新シングル「Otherside/愛が止まるまでは」も前日の32位から4位にジャンプアップ。SMAPのシングルが100位以内に計8曲入った。

 また、14日付の配信サイトレコチョクのシングル総合デイリーランキングでも、「世界に一つだけの花」がダウンロード数1位になっている。8位に「オレンジ」、9位に「夜空ノムコウ」、11位に「らいおんハート」と、上位にSMAPの曲が複数入っている。

 13日にSMAPの解散が伝えられて以降、ファンたちはツイッターで「みんなの気持ちがSMAPに、どうか届きますように」「この曲をまた5人で歌っているのを聞きたい」などとつぶやき、「世界に一つだけの花」の購入を呼び掛けた。それぞれのファンが、投稿に「世界に一つだけの花購買運動」「SMAPは終わらせない」などのハッシュタグを付けて意識共有。多数のユーザーが同調している。