俳優としても活躍する電気グルーヴのピエール瀧(48)が、ラジオ番組の生放送に遅刻するハプニングがあった。

 瀧はラジオ番組「たまむすび」の木曜レギュラーを務めているが、28日放送では冒頭、メーンパーソナリティーの赤江珠緒アナ(41)が、パートナーである瀧を紹介しようとして、「皆さんもうお気づきでしょうか、瀧氏が、瀧氏が今、スタジオに向かっております」と遅刻を明かし、「もう、瀧さぁーん!」と呼びかけた。

 1人で番組を進行することになった赤江アナは、瀧が出演した22日放送のNHKドキュメンタリー「ファミリーヒストリー」を観た感想を話し、瀧の家族の歴史を紹介した同番組に「すごく良かったのよ。正直、泣けましたの」とコメント。「瀧さんのお父様とお母様がほんとに実直という感じの方で……よくこんな真面目な方から、こんなね、995回の重要な『たまむすび』の放送を遅刻するような方が生まれたな」と、笑いながら瀧の遅刻をイジった。

 番組が始まって8分ほどたった頃に瀧と電話がつながり、瀧は「今、タクシーを拾うために住宅街を歩いています」と現状を報告。「すみませんね赤江さん。起きたら12時58分だったんですよ」と寝坊したことを明かし、さらに生放送の2分前に起きたことに自ら「こんなことって、あります?地球って、ちょっと自転早まりました?」と驚いた。

 結局、瀧は40分ほど遅れて登場。「リスナーのみなさん、おはようございます。ピエール瀧です。お待たせいたしました」と堂々とあいさつした。