野球大好きシンガー河野万里奈(26)が30日、初のハロウィーンライブでも変わらぬ野球愛を見せた。

 河野は「歌と野球のハイブリッド」をコンセプトに活動するシンガー。もともとアニソンやゲームソングを中心に活躍していたが、2016年にでんぱ組.incらアイドル中心の事務所であるDEARSTAGEに移籍。この日はハロウィーンがテーマのイベント「でんでんハロウィンナイト」で、アイドルたちにまじって出演した。「昨年まではひとりぼっちで暗黒のハロウィーンで過ごしていたので苦手だったんですが、今は大切なマリナーズ(ファンの総称)の前で歌わせていただけて幸せ。ハロウィーンが楽しいと思えるようになりました」と話した。

 ライブのMCでは「日本ハムのレアード選手の満塁ホームランについて語ったら5時間かかってしまう」とあふれる野球愛で脱線しそうになる心を押さえ、「背番号009~栄冠よ僕に輝け~」など4曲を歌った。日刊スポーツの取材に、「特定の球団ではなく野球そのもののファン。今後は野球がテーマのトークライブや始球式などにも挑戦してみたい。目標は、4年後までに甲子園ライブ」と熱く語った。

 「でんでん~」は、横浜市全域を会場として大小400を超えるイベントが行われる日本最大規模の音楽フェス「横浜音祭り」の一環。横浜市開港記念会館の全館を利用し、ライブステージ、アート展示、ワークショップ、コスプレ体験などが31日まで行われる。この日は河野のほかに、同じくDEARSTAGEに所属するみきちゅ、大木優莉音、寺島由芙も出演した。