菅田将暉(24)主演映画「帝一の國」(永井聡監督)大ヒット御礼舞台あいさつが17日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。

 初日から16日までの18日間で、動員99万9589人、興行収入(興収)12億5741万2500円を記録しており、17日で動員が100万人を突破した。大ヒットへの感謝を込めて、観客が上映中に発声、拍手、合唱、コスプレ、サイリウムを振ることまでOKの“応援上映”として行われた。

 菅田は舞台あいさつで、15日に新宿バルト9で行われた同様の企画を、原作の漫画家・古屋兎丸氏と一緒に訪れ、人生で初めて自分の映画を劇場で見たことを明かした。オープニングで配給の東宝のロゴが出た瞬間、客席から「東宝、ありがとう!!」と声がかかったことについて触れ「(見ていたのが)数人の方にバレましたけど…見てました。(スクリーンに)東宝って出てきただけで『ありがとう、東宝って言うてたから…』」と笑った。

 そして「人生で初めて、自分の映画を映画館で見た。ああいう(観客の賑やかな応援ありの)上映で良かった。先生(古屋氏)、喜んでいましたし、意外な反応がたくさんあった」と喜んだ。

 この日は菅田のほか野村周平(23)竹内涼真(24)間宮祥太朗(23)志尊淳(22)が登壇した。100万に動員の一報を聞いた菅田が「ミリオンじゃん」と喜ぶと、野村は「1人、1800円でいくら…」と、すかさず興収の計算を始めた。間宮が「やめろよ!」と突っ込むと、菅田と野村は「俺ら関西人だから」、「ゲンキン(現金)グ」などと言い、笑い飛ばした。【村上幸将】