テレビ東京が、6月第1週のゴールデン帯(午後7~10時)の週間平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で8・6%を記録し、64年の開局以来、初の民放キー局3位となったことが5日、分かった。

 同局は5月28日から「テレ東スポーツ祭」と題し、「世界卓球」と「全仏オープンテニス」を放送。2日の世界卓球中継ではゴールデン帯が10・1%、プライム帯(午後7~11時)が10・8%で全局1位。続く、3日もゴールデン帯11・9%、プライム帯11・8%でともに全局1位だった。日曜夜の4日も、強力裏番組がある中、ゴールデン帯10・1%、プライム帯8・3%でともに3位と健闘した。

 今回の世界卓球では、男子ダブルスで大島祐哉(木下グループ)森薗政崇(明大)組が48年ぶりの銀メダルを獲得するなど、日本勢の躍進が高視聴率につながった。テレ東関係者は「まだ今週も全仏テニスが続きますので、今後も注視していきたい」と話している。