乳がん闘病中だったフリーアナウンサーの小林麻央さんが22日夜、都内の自宅で死去した。34歳だった。夫で歌舞伎俳優市川海老蔵(39)は23日、都内で会見を行い、麻央さんの最期の様子を明かした。麻央さんの最期の言葉が「愛してる」だったと語ると、涙が止まらなかった。以下、一問一答。

 -最期は

 海老蔵 私は昨日(22日)も舞台で、(麻央さんの姉小林)麻耶さんと麻央のお母さんがずっと看病していました。お母さまからLINEが来て「具合が悪い。お医者さんが来ていて、家族を呼んだ方がいい」と。慌てて家に帰りました。息を引き取る瞬間、私は見てました。本当に不思議なんですけど「愛してる」と。

 -麻央さんには何と

 海老蔵 ありとあらゆる言葉を耳元で話していました。

 -思い出される表情は

 海老蔵 初めて会った時から、今日の朝まで全部です。(笑顔が)多かったと思います。

 -自宅でみとれた

 海老蔵 とても良かったと思ってます。私は父(=市川団十郎さん)を病院で亡くしているので、病院の時とは違いますね。お母さまもお父さまも、麻耶さんも子供たちも、ずっとそばにいられた。かけがえのない時間を過ごせた。