米歌手レディー・ガガ(31)が、22日にネットフリックスで全世界同時配信されるドキュメンタリー「レディー・ガガ:ファイブ・フット・ツー」で、元婚約者の俳優テイラー・キニーとの破局について語っていることが明らかになった。

 7日にトロント国際映画祭でお披露目された同作の冒頭で、「私たちはけんかをして、最悪」とキニーとの関係に言及。涙ながらに、「1000万枚のレコードを売ってマイクを失い、3000万枚でルークを失い、そして映画に出演してテイラーを失くした。こんなふうに傷ついたのは3度目」と語っているという。

 ガガは昨年7月にキニーとの交際休止を発表したが、婚約破棄の理由や原因は明らかにしていない。しかし、映画「スター誕生」(76年)のリメーク作に主演することが決まった直後だったことから、キャリアの成功と恋愛の両立の難しさを感じさせる内容だ。同ドキュメンタリーは、1年間に渡って人間ガガに密着し、体の傷みや葛藤、日常生活など等身大の素顔が描かれている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)