女優の遠野なぎこ(37)が、不倫疑惑を報じられた山尾志桜里衆院議員(43)を擁護する漫画家の小林よしのり氏(64)の発言に「セクハラまがい」と嫌悪感をあらわにした。

 小林氏は山尾氏を支持しており、今回の不倫疑惑報道についても一貫して擁護。ブログでは「これほどの能力を失うのは、民進党にとっても、国家にとっても、大損失になる」と離党すべきではないとの考えをつづっていた。

 さらに小林氏は10日、ニコニコ生放送に出演し、「こんなに能力があって、しかもビジュアル的にも良い。これは大切にしなきゃいけないんですよ」と山尾氏を擁護。民進党を離党したことについて「たかが流行(の不倫スキャンダル)で離党させるって、相当アホちんですよね。結局、嫉妬してるんですよ男の議員とかが。引きずり下ろそうと」と党の対応を批判した。

 遠野は、小林氏の「ビジュアル的にも良い」発言に食いつき、11日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」で、「この発言にすごく気持ち悪さを感じますし、セクハラまがいだと思います」とコメント。山尾氏については「能力があれば何してもいいのか。国民がいるからこの人たちはきちんとご飯を食べていけるんですから、タレントよりも説明責任があると思う」と考えを述べた。