女優の真矢ミキ(53)が、宝塚退団後に仕事がなかったという不遇の時代について語った。

 真矢は16日放送のTBSラジオ「たまむすび」に出演。自身がMCを務めるTBS系「ビビット」でも共演するカンニング竹山、同局の吉田明世アナウンサーとトークを繰り広げた。

 宝塚時代は花組トップスターとして活躍し、退団後は鳴り物入りで芸能界に入ったが「4年半くらい仕事がなくて…」と、不遇の時代を過ごしていたことを明かした。舞台のオファーはあったものの「芝居は興味あるし、好きなんだけど、やっぱりダンスと歌がおぼつかない、みたいなものがあって。わたしはこのまま舞台に行くのは違うだろうって」との思いや、また、新たな分野に挑戦したいという思いから断っていたという。

 「だから皆さんが断るような秘境の地の旅番組に行ったりとか、皆さんが断ったような仕事をかき集めて。お見合い番組とかも出たことあります。(笑福亭)鶴瓶さんにすごいかわいがってもらって大阪の番組にちょいちょい呼んでもらったりとか、ほんとに人の優しさっていうものをあのへんで覚えさせてもらった」と当時を振り返った。