ロンドンブーツ1号2号の田村淳(43)が26日、都内でネットアプリBASEのタレントプロデュース店舗の発表会見に出席した。自分の商品を作りたいクリエーターにBASEが資金提供して開発、アプリ上の店舗で売る「BASE・クリエーターズ・インベストメント(BCI)」が、この日からオープン。淳はミチョパこと池田美優(18)、三戸なつめ(27)とともに、自身の考案した商品を開発してBCIで売り出した。

 来年の青学大合格を目指して受験勉強中の淳は、学ラン姿で登場。「私服で出て来ると『勉強しろよ』って言われるからね。服を選ぶ時間があるなら、英単語の1つも覚えたい。この間、現代文の試験で人生初の満点を取ったんで、もっと頑張ります」。昨年10月に長女が生まれて父親となった淳が開発したのは「サンサン」という、子供向けのキャラクター。「娘に、どういう玩具を与えるか考えたんですが、日本ではあのキャラクターへの依存度が高すぎる。“あのパンマン”が悪いんじゃなく、俺の作ったキャラクターも選択肢に加えてくれということです」と、国民的人気キャラクターのアンパンマンにライバル意識をむき出しにした。

 アンパンマンに勝つために、淳は保育園児50人にアンケート。園児たちの意見を聞いて、武骨な大きな鼻を持ったサンサンのぬいぐるみ(980円)を作り上げた。「“あのパンマン”に挑戦するのに、この鼻はどうかなと思ったけど、園児にはピンと来るみたいです。実際、娘に見せたら、すごい食い付きで“あのパンマン”に勝てると思えました。サブキャラも何個か作っているので、アニメができたら」と話した。

 クマ好きの三戸は、クマのキャラクター「ムム」の絵本(2350円)を作成。淳から「サンサンを登場させて」とコラボを申し込まれると「ぜひ」と笑顔を見せた。

 中高生女子にカリスマ的人気を誇るミチョパは「中高生が、通学でもプライベートでも使えて値段も安めな物」と、黒いリュックを3600円で作った。他にもバッグを作って「こういう店を出すのが夢だった。ネットでできてうれしい」と話した。