将棋界のレジェンドで、自称「大天才」の元プロ棋士、加藤一二三・九段(77)が、28日放送のカンテレ「おかべろ」(午後2時27分=関西ローカル)にゲスト出演し、若さの秘密を「神秘の泉につかったから」と言い、さらには卓球にも臨んだ。

 健康年齢は46歳、骨年齢にいたっては27歳。肉体もレジェンド級の加藤は、同じ事務所で同じ名字のザブングル・加藤歩(43)とともに登場した。

 番組はナインティナイン・岡村隆史(47)、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(45)が進行するシチュエーション・トーク・バラエティー。その2人が健康の秘密を問うと、加藤九段は「フランスのルルドにある奇跡の泉につかったから」と答えた。

 岡村らは「裸で入っていいのか」「荷物はどうするのか」と、奇跡の泉について熱弁を繰り広げる加藤九段に質問攻め。話題が本業の将棋の話に入っても、奇跡の泉ネタで随所で、盛り上がった。

 加藤九段は6月に現役引退し、以降はバラエティーで大活躍。やってみたいことを聞かれ「卓球なんかはやる気がありますね」と答え、収録中に卓球に挑戦。岡村とラリーを展開した。

 また、最近「食レポの仕事を初体験したが、料理はできない」と加藤九段が言うと、料理にも挑むことに。加藤九段いわく「夜中、孫におにぎりを作ったことがある」そうで、番組で、おにぎり作りを披露してもらうことになった。

 料理姿はテレビ初披露だという加藤九段。その姿は…。緊張する様子はまったくないものの、用意された水にも、塩にも手をつけることなく、ご飯を握り始め、どこまでも「ひふみん流」を貫いていた。