ロック界のレジェンドとして知られるギタリストのエリック・クラプトン(72)が、聴力を失いかけていることを明かした。

 英BBCラジオ2のインタビューで、耳鳴りがあるために診断を受けたところ、耳が聞こえなくなってきていることが分かったと言う。しかし、現時点で引退は考えていないようで、「これからも仕事をする。いくつかライブを行う予定で、7月には(英ロンドンの)ハイド・パークでもショーを行う」と語り、今後もライブ活動を続けていくと言う。

 一方で、過去には手足の先に痛みやしびれを感じる末梢神経障害を患っていることも明かしているクラプトンは、「今もまだこの業界にいられることに驚いている」と語り、ファンにはぜひライブを観に来て欲しいと呼び掛ける場面もあった。(ロサンゼルス=千歳香奈子)