手塚真監督(56)が20日、都内で、映画「星くず兄弟の新たな伝説」の初日舞台あいさつを行った。

 85年に、当時23歳だった手塚監督がメガホンをとった映画「星くず兄弟の伝説」のセルフオマージュ作品。同作は、ミュージシャン「スターダスト・ブラザーズ」が音楽業界で栄枯盛衰を経験するさまを描いた、ロックミュージカル・コメディーだった。

 近未来を舞台にした今作は、スターダスト・ブラザーズが「もう1度スターになりたい」との思いで月へ行き、そこで再起を図るというもの。近未来を舞台に大暴れする。三浦涼介(30)武田航平(32)のコンビが主演を務めた。

 手塚監督は「3年間かかって、やっと劇場で公開できました。初日に皆さんに来ていただけて感無量です」と公開の喜びを語った。

 出演は他に、荒川ちか、田野アサミ、藤谷慶太朗ら。