女優渡辺えり(63)、キムラ緑子(56)が16日、大阪松竹座で、主演舞台「喜劇 有頂天一座」初日を迎え、開演前に2人が劇場前であいさつした。

 女剣劇の世界を舞台にした傑作コメディーで、あいさつにも、2人は舞台衣装で登場。渡辺は「14年ぶりに大阪松竹座へやってまいりました」。すでに東京公演を終えており、劇中で「国定忠次」や「瞼の母」を演じることから「(男役なので)すっかり声が浅香光代さんみたいになりました。歌ったり、踊ったりもしておりますので、関西の皆さんにも楽しんでいただきたいです」とあいさつした。

 一方のキムラは「(東京で)楽しかった、おもしろかったと言っていただいて、ちょっと自信を持って大阪にやってまいりました。3時間があっという間に感じるお芝居だと思います」とアピールしていた。

 公演は23日まで。