右足首故障からの復帰戦で羽生結弦(23=ANA)が完璧な演技で首位発進した。2本の4回転を含む3つのジャンプを成功。自身が持つ世界最高にあと1・04点と迫る111・68点で、66年ぶりの五輪(オリンピック)連覇へ王手をかけた。

 スポーツ全般が大好きと公言し、フィギュアスケートファンでもある女優寺島しのぶ(45)は16日、公式ブログを更新し「もう、しびれましたぁ。羽生選手。まさにスケートをやるために生まれてきたのでしょう。なんたる精神力、集中力。他の選手がオリンピックの空気にのまれる中、見事な風格」と感嘆した。さらに「さあ、明日はフリー。全力で応援しなくては」と意気込みをつづった。