年末での芸能界引退を発表した歌手奥村チヨ(71)が4日、都内で、最新アルバム「ありがとう~サイレントムーン~」の発売記念イベントを行った。

 ファンと直接交流する最後のイベントで、旧知のファンに声を掛けつつ、手を合わせて再会を喜んだ。男性に従属的な女性を歌った「恋の奴隷」について、「斬新すぎて、当時はつらかった」と明かし「きれいな歌を歌いたいと思っていたのに、悪い時はぶって、なんてね」と苦笑した。