俳優の佐藤二朗(48)が、自身のツイートが大反響を呼んでいることを受け、「しゃれにならんほど恥ずかしい」と心境を吐露した。

 佐藤が芝居論から家族との何げない日常までをつづるユーモアたっぷりのツイートは人気を呼び、90万人近いフォロワーを獲得。酔った勢いでツイートすることも多く、その切なくも笑える秀逸なツイートは16年に書籍化もされた。

 11日にも、酔った勢いで息子へ向けた言葉をツイート。「一流大学?もちろん入れた方がいい。一流企業?もちろん入れた方がいい。ただ息子よ。父いま酔ってる。酔ってるが言いたい。人の不幸をちゃんと悲しむ。人の幸せをちゃんと喜ぶ。そっちの方が、はるかに、はるかに尊い。きれい事か。きれい事かもしれんが、酔ってる父は、わりと、それを断言したい」とつづったが、これのツイートは20万件を超える「いいね」が押されるなど大きな反響を呼んだ。

 ツイートの翌日には「近現代史に燦然(さんぜん)と輝く、俺史上稀にみる、二日酔い」と悲鳴をあげていた佐藤だが、大反響を受けて15日、「酔って良さげなことを呟く癖?を治したい。もちろんその時は心底思って呟いているのだが(←嫁から『何を書いてもいいがうそだけは書くな』と厳命されている)、翌朝恥ずかしくて仕方ない。しゃれにならんほど恥ずかしい」と反省した。