2日に放送されたテレビ朝日「特捜9」(午後9時)第4話の平均視聴率が13・8%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 渡瀬恒彦さん(享年72)が主演したテレビ朝日系連続ドラマ「警視庁捜査一課9係」シリーズが、新たに「特捜9(とくそうナイン)」として生まれ変わり、寺尾聡演じる謎多き班長宗方朔太郎の元、「9係」にも出演していたV6井ノ原快彦が主演を務め、羽田美智子、津田寛治、吹越満、田口浩正が演じた旧「9係」メンバーが再結集した設定で始まった。

 第1話は16・0%、第2話は15・4%、第3話は14・5%だった。

 第4話は、フリーライター・三好加奈子(松岡由美)が自宅をリフォーム中に床下から白骨遺体が出てきた。鑑識課の猪狩(伊東四朗)によると、遺体は男性で、死後5年以上が経過しているという。三好は1年前に母を亡くし、父泰三(小松政夫)はグループホームに入居中だが、猪狩とかつて同じ所轄署にいた、元警視庁交通機動隊の副隊長だった。猪狩がグループホームを訪ねると泰三は認知症を患っていたのだが、その後一時的に記憶を取り戻し「自分がやった」と殺人を告白した、という内容だった。