女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の27日に放送された第75話の平均視聴率が20・9%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高視聴率は、大阪の地震の影響により放送が一日延びた6月19日の第67話の23・2%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、漫画の仕事がない鈴愛(永野芽郁)に、秋風(豊川悦司)はお見合いすることをすすめる。しかし、鈴愛は漫画にこだわる。秋風は鈴愛に漫画のネーム作りをすすめ、自分がそれを見てやる、と提案する。鈴愛はストーリー作りに苦労するが、前向きな姿勢を失わない。鈴愛はこれがラストチャンスと思って努力する。

 鈴愛の懸命な姿を見て秋風は、ボクテ(志尊淳)と、出版社の編集長と会う。秋風は編集長がかかわる雑誌のために漫画を描く。そのかわり、鈴愛の漫画を掲載してほしいと依頼する。そのかいあって、鈴愛の読み切り漫画の掲載が決まる。だが鈴愛は、新作漫画の構想はあるものの、それをストーリーに落とし込むことができず、夢の中でも悩んでしまう。そんな中、秋風に衝撃のハガキが届く。