通算10枚目のオリジナル・アルバム「The Insulated World」を9月26日に発売する人気ロックグループ、ディル・アン・グレイが、10月に約3年5カ月ぶりとなるヨーロッパツアーを行う。

 タイトルは「TOUR18 WEARING HUMAN SKIN」で、約2週間をかけて6カ国で8公演を繰り広げる。

 ディル・アン・グレイはインディーズ時代からコンサート中心の活動を続け、ビジュアル系ロックの雄として圧倒的な人気を誇ってきた。06年以降は、活動の範囲を世界に広げ、アジアはもちろん全米やヨーロッパなどでも活動を展開してきた。

 米ビルボード誌は「異色の日本人ロック・グループ」として大特集。ロックの本場・英国でも老舗ロック誌「KERRANG!」が表紙にボーカルの“京”を日本人アーティストとして初めて登場させて大きな話題を呼んだ。

 そんな彼らが、結成21年目を迎えた今年、最初の海外ツアーとして選んだのがヨーロッパだった。ヨーロッパツアーは15年5月の「TOUR15 THE UNSTOPPABLE LIFE」以来。

 今回は10月6日のロシア・サンクトペテルブルク公演を皮切りにフィンランド、ポーランド、フランス、英国と回り、ドイツでファイナルを迎える。久しぶりのヨーロッパ・ツアーだけに楽しみたい」と言う。ちなみに、彼らのヨーロッパ・ツアーは8回目となる。