「超新星」から改名をした、韓国の男性グループ「SUPERNOVA(スーパーノバ)」が9日、埼玉・さいたま市文化センターで、新しい公式ファンクラブ「Milky」の設立記念イベントを行った。

「スーパーノバ」として初のイベントとあって、昼夜2公演には約4000人が集まり、韓国事務所から独立をし、新しい1歩を歩み始めたばかりの5人を温かい目で見守った。

「超新星」は6人だったが、ソンモ(31)が新グループに入るかどうかは、まだ決まっていない。そのため、この日に発表したスーパーノバとして初リリースする新曲「Chapter2」(11月6日発売)は5人で歌唱し、今月17日にスタートするツアーも5人で行う。11月9、10日に東京・両国国技館でイベント「★博9」を開催するが、これも5人で実施する。

リーダーのユナク(35)は「2009年9月9日に、僕たちは日本デビューをした。今日は大切な日なんです。その日にスーパーノバのドアを開けることができてうれしい。これからは、今まで以上にファンの皆さんと一体になって明るくすごしていきたい」と誓った。ソンモについては「残念ながら、今決まっているスケジュールには参加しない。でも(去就が)決まったら、いち早くお知らせするので、それまで待ってほしい」と話した。

イベントの中では、メンバーがそれぞれ現在の思いを語った。

ソンジェ(31) いつも、どこでも、何があっても、アーティストとして歌で皆さんに幸せと感動を届けます。

グァンス(31) ミルキーの皆さんがいる限り結婚しません。一生、皆さんをおれのお嫁さんとして大事にします。

ジヒョク(31) 韓国にいても、いつも皆さんのことだけを考えます。永遠にミルキーの「宝物」になります。

ゴニル(30) ミルキーの皆さんを幸せにできるアーティストになります。

韓国でデビューをしたのが07年。09年に日本での活動をスタートした。11年からメンバーが順次兵役に就き、今年4月までに6人とも除隊。韓国事務所と8月まで契約期間が残っていたソンモ以外の5人は5月末に契約満了で退社。その後に、自分たちで新事務所「SV ENT」を立ち上げた。

来年は日本デビュー10周年の節目。ユナクは「これからも自分たちを信じて付いてきて欲しい」と、会場を埋め尽くすファンに訴えた。