乃木坂46伊藤純奈(19)が4日、東京・アイアシアタートーキョーで、主演舞台「七色いんこ」(8日まで)の初日公演前に、ヒロイン役のけやき坂46(読み:ひらがなけやき)松田好花(19)とともにゲネプロ(公開通し稽古)に出演し、取材に応じた。

同じ「坂道シリーズ」の中でグループの枠を超えた初共演。伊藤は松田より4年以上キャリアが長い。松田は「私たちは乃木坂さんとか、欅坂さんとかに憧れてけやき坂に入ったので、一緒にお仕事できてうれしいです」と喜んだ。伊藤は「リハーサル直前まで2人で一緒に歌ったりしているんですよ。今は『さん』付けで呼ばれてるんですけど、このちゃん(松田)は同い年なので、最終日までに『純ちゃん』と呼ばせたいです」と笑った。

舞台は手塚治虫の漫画が原作。舞台の観客が身につけているものを盗む主人公の天才舞台役者「七色いんこ」を伊藤が、七色いんこをとらえようとするおてんばな女刑事を松田が演じる。男役に初挑戦する伊藤は「初めてなので、気にするところが多かったです。特に、男っぽい歩き方を意識しました」と明かした。