テレビ朝日の10月の全日帯(午前6時~深夜0時)の月間視聴率が7・7%を記録し、単独1位となったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。同局の全日帯月間単独1位は13年6月以来、5年4カ月ぶり9回目。

全日帯2位は日本テレビの7・6%。同局はゴールデン帯(午後7時~午後10時)プライム帯(午後7時~午後11時)とあわせ、先月まで58カ月連続で「月間3冠王」を続けていたがストップした。

10月の全日帯視聴率が2位となった日本テレビの大久保好男社長は29日、東京・汐留の同局で行われた定例会見で「全体に平日の午前午後のベルト番組が苦戦しているというのはある。でも、各番組が新しい企画を投入しているので、これから盛り返してくれると思っています」。福田博之編成局長は「朝帯のベルト番組で苦戦している。改善のポイントがあれば取り組む。ポイントが上がって来るには時間がかかると思うが、番組フローの改善に全力を尽くしている」と説明した。