来年4月スタートのテレビ朝日開局60周年記念ドラマ「やすらぎの刻(とき)~道」にKis-My-Ft2の宮田俊哉(30)が出演し、共演するジャニーズの先輩、風間俊介(35)の兄役を演じることが14日、分かった。

脚本は倉本聡氏。昨年4~9月に放送された帯ドラマ劇場「やすらぎの郷」の主人公、菊村栄(石坂浩二)が劇中で執筆したシナリオ「道」を映像化する。山梨の山村を舞台に、昭和と平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯を描く。宮田は養蚕農家の次男、根来公次を演じる。風間は「道」の主人公、しの(清野菜名)の夫となる根来家の四男、公平として登場する。

宮田は作品のため「生まれて初めて」の短髪を披露し、「なんだかスースーするな」と照れつつも笑顔。散髪後の姿はキスマイメンバーにも報告しており、「『意外とアリ!』と返事をくれたのでよかったです」と笑った。ジュニア時代にはバックで踊ったという風間の兄役に恐縮しつつも、「違和感なく、きちんと“お兄ちゃん”として存在できるよう頑張らなくちゃ」と気を引き締めている。

一方の風間は、撮影終了まで宮田を「『公次兄ちゃん』としか呼びません」と宣言。「宮田が僕に敬語を使う場面があったら、ほかの共演者が叱る仕組みができました」とエピソードを明かし、「2人で先輩後輩の壁を乗り越えて行こう」と笑顔で呼び掛けていた。

追加キャストも発表。公平と公次の母、根来アヤを岸本加世子、本家の兄、根来鉄兵を平山浩行、「道」を執筆する菊村が入居する「やすらぎの郷」のコンシェルジュを板谷由夏が演じる。