18日に放送されたNHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜午後8時)の関東地区の平均視聴率が11・6%だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。

これまでの関東地区の最高は2月4日の放送で記録した15・5%、最低は10月7日の9・9%。最近は10月28日の放送から3週連続で11%台が続いていた。

撮影は10月26日に終了している。約1年3カ月、西郷隆盛として生きた主演の鈴木亮平はクランクアップ後、「一言で言うと、生ききったという感じ」。さらに「生をまっとうした、すがすがしい気持ちです」と心境を語った。鈴木が達成感を感じている作品が終盤に向け、視聴者にどう評価されるか注目される。

18日の放送は、すでに決定していた朝鮮使節派遣が大久保(瑛太)らの反対で強引に延期させられ、そのやり方に抗議した西郷(鈴木亮平)と江藤(迫田孝也)が政府を辞職する内容だった。