俳優高橋一生(37)主演のフジテレビ系連続ドラマ「僕らは奇跡でできている」(火曜午後9時)の、4日放送の第9話の視聴率が5日、6・9%(ビデオリサーチ調べ、東京地区)と分かった。前週の6・4%より0・5ポイント、アップした。

初回から7・6、6・1、6・2、7・0、6・0、6・4、7・2、6・4%を記録していた。

高橋が演じるのは、大学で動物行動学を教える講師・相河一輝。生き物の不思議に興味、関心が高く、大好きな生き物のことになると、他には目もくれずに没頭してしまう。そのため、大学が設けるルールや、他人との約束を忘れてしまうことも多い。極端にマイペースな性格のため、周囲からは変わり者として見られている。

一輝に憧れる教え子の青山琴音を演じている矢作穂香(21)は、高橋について「生き生きと演技されているところを見て、楽しそうだなと思いますし、活力になります。お芝居することがこんなにも楽しいんだよっていうのを提示してくださって、高橋さんのような役者さんになりたいと思いました。本当にいろいろ器用で、それが自然に出来るってすてきだなと思いました」と話している。

第9話で、実の母であることが分かった家政婦の山田妙子(戸田恵子)との生活も日常に戻り、一輝(高橋一生)は水泳を始める。 一方、進路相談という名目で一輝と2人きりになった教え子の琴音(矢作)は、ついに「つきあってほしい」と告白。当然、一輝はその申し出を断るが、ムキになった琴音は、水本歯科クリニック院長の水本育実(栄倉奈々)のことが好きなのではないかと、一輝を問い詰める。思いもよらない琴音の問いかけに、うまく答えることができない一輝。そして、初めて育実に対する自分の気持ちを考えるものの、結局答えの出ない一輝は、育実に相談した。